Nゲージの電気について
Nゲージというのはパワーパックからレールに電気を流すことによって、車両の中にあるモーターを回転させ、
車両のライトを付けたり、走行させたりする仕組みになっています。
この電力が伝わるにはレールと車輪が大切なのですが、
レールと車輪がゴミや埃で汚れていると安定した電力を伝えることが出来ないので、
そのような場合にはレールと車輪をよく拭いてください。
電圧が高いほうが安定して走行するのですが、あまりに電圧が高いとちょっとした際に感電してしまったり、
危険性が高くなってきますので、直流12ボルトが基本となっています。
乾電池の電圧が通常1.5Vなので、かなり高い部類になる電圧となりますが、
12Vというと車のバッテリーと同じくらいの電圧になります。
市販のパワーパックでは、最大電圧が14~16Vぐらいになることもありますが、
実際にNゲージに使用している分にはその半分くらいの電圧しか流れていないので、
安心して利用することが出来ます。
通常、電流が流れているレールに触れても感電することも無いですが、
手が汗で濡れていたり、手を洗ってそのまま電流の流れているレールに触れたりすると、
静電気のようにビリッとすることがあるので注意してください。